映画『イエスタデイ』(感想・解釈)ドアドアドア

前回は映画『まともじゃないのは君も一緒』についてでしたが、今回は映画『イエスタデイ』について綴っていきます。あらすじ等については、映画.comをご覧ください。それではいきましょう。

映画『イエスタデイ』感想・解釈

映画イエスタデイ引用
(C)Universal Pictures

ここからは一部に作品のネタバレになるような内容を含みます。そのため、鑑賞後に読んでいただくことを推奨します。

ドアドアドア

良い映画でしたね!

まず、全体として印象に残ってるのはドアです。

自宅、自分の部屋、バイト先、ホテル、スタジオ、車、飲食店、ライブ会場,,,

いたるところでドアを出入り、開け閉めする描写が見られました。

これは何を意味しているのか。

物語のポイントは、主人公が、自分だけが知っている金の卵をどうするか、というところ。

そう考えると、何かを選ぶことの象徴として、ドアが描写されているのではないでしょうか。

そのドアを開けるのも閉めるのも、誰かを招き入れるのも追い出すのも、自分が出ていくのも自分が入っていくのも、その選択はあなたにある。

そして、その一つ一つが過去や未来を作っているという。

なんとなくそういう風に作品を観て感じられました。

なので、物語の大切な場面で描かれるドアの描写に注目してみると面白いかもしれません。

あとはエンディング曲も!タイトルに応える歌詞になっていましたよね。

今回は映画『イエスタデイ』について綴ってみました。

次回は米津玄師『さよーならまたいつか!Sayonara』の予定です。

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