映画『カラオケ行こ!』聡実くんの件(感想)

前回は映画『アイデア・オブ・ユー』についてでしたが、今回は映画『カラオケ行こ!』について綴っていきます。あらすじ等については、映画.comや公式サイトをご覧ください。それではいきましょう。

映画『カラオケ行こ!』感想

カラオケ行こ引用
(C)2024「カラオケ行こ!」製作委員会

ここからは一部に作品のネタバレになるような内容を含みます。そのため、鑑賞後に読んでいただくことを推奨します。

映画『カラオケ行こ!』面白かったですね!

今回は聡実くんのグッときたところと全体の感想を。

聡実くんのグッときたところ

狂児への怒り

1つは学校の正門の前で狂児を怒鳴りつける場面。

ここであるものが登場するんですけど、そのあるものがここにあるっていうところがポイントです。

このことから、聡実くんがいつ狂児に会ってもいいように、常に狂児のことを思っていたっていうのがわかる場面となっています。

なので、あるものが出てきた瞬間に笑ってしまいました。

最後の歌唱シーン

もう一つは最後の場面ですね。

聡実くんが歌う場面。

これまでのいろいろな2人の思い出が各シーン映し出されるんですけど、

その中で1つだけ、ワンカットだけ、これまでなかったものが挿入されてるんですね。

それはおそらく聡実くんにとって特別な思い出なんでしょう。

これが出てきたときにも、おおってなりましたね。

その目線からのそれが来ますかという感じで。

全体を通して

全体を通して良い意味で原作と違っていて、でも鑑賞後には原作を読んだ時と同じようなキャラクターに対する愛おしさとか、話の構成に対する妙だとか全然内容は違うはずなのに、同じものを感じることができました。

大変良い映画だったと思います。

ぜひぜひ最後の最後までね、楽しんで観られましたよね。

次に鑑賞するなら

RHYMESTER「モノンクル」

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